息子の保育所時代のおはなし。
産まれてから保育所までは
ただただかわいい、大好き!な子育てをやってきて
いろんな子育て本を読んでは、
ああ、そうだ、
あまりおさえうつけずに
好きなように、と尊重したらいいんだな、
なんて思って
育ててきたつもりです。
とはいえ、息子は
初めてのこどもということもあり、
なかなかそういうわけにもいかず
けっこう押さえつけてきたり
自分の都合のよいようにと
厳しくしたこともあったのかもしれません。
妹が生まれたあたりからは
とにかく妹よりもお兄ちゃんを
というつもりで目を配ってきたのを記憶しています。
実際、初めての子はかわいく
男の子はかわいく
女の子も下の子もまた別のかわいさがあるのだけれど
初めての子は心配も多く
80%以上は目が息子に向いていたように思います。
息子が、おとなしいほうでなく
元気なほうであり
また調子にのったり
テンションが高まる子である、
と知ったのは、
保育所の年長さんのときだったと思います。
保育所の先生から
「おかあさん今日はね、部屋の中で
みんなの前でおしっこをしたんです。
パンツをぬいで。
テンションが高まってたんでしょうかね。
ふざけて。」
と聞いた日には
まっさお・・・・
なんだと~!
なんじゃそら~!
みんなの前でパンツを脱いでおしっことな?
いや、大丈夫なんこの子?????
ほんまにびっくりしました・・・・
いや私もたいがいテンション高い子やったと思うけど、
どんだけ~!
みんなに注目してほしい?
みんなを笑わせたい?
あまりにびっくりして
息子に何も聞けなかったことを思い出します。
私も新米の母親、
たぶんショックだったということもあるんでしょう。
それからというもの
「とにかく元気な子」
という感じ?ですか?
注目を集めたい。
という気持ちが強い子なのだな~
というのはなんとなくベースとしてあるのが
わかったような気がします。
そうかと思うと、
ものすごくナイーブというか繊細なところもあったりで
それはもう親にしかわからないというか、
やっぱりいろんな面を持ち合わせているのだな、
という感じ、
だったように思います。
ま、とはいえ、さして悩みというほどでもなかったように思います。
それよりも、毎日平日は忙しく、
土日は休みなので
とにかく土日に子どもたちとどこかに遊びに行く。
ということを私も楽しみにしていて
ものすごく調べて
いっしょに田植えをしに行ったり
キャンプに行ったり
ものづくりの体験をしにいったり
カブトムシをさがしにいったり
そんな土日をいつもいつも過ごしていました。
そりゃもう子どもがほんまにかわいくて
いっしょにいられることに幸せを感じ、
ああ、こんな世界があったのかと
子どもを通じて自分の世界が広がることを感じて
ありがたいことやなってね、
そんなふうに思っていたのを思い出します。
果たして息子はどうやったんやろな~
なんて、いまさら思いますけど。
そんな幼少期なのでした。